統計データの作成・再編・加工から情報デザインまで、幅広い実績を誇ります

　当研究所の大きな特色は、設立当初から『産業連関表』の作成に積極的にかかわってきたことにより、統計作成や統計データの再編・加工などの実務、またこれらを用いた解析や検証に関する専門的ノウハウの豊富な蓄積があることで、国や地方自治体、各企業より大きな信頼をいただいております。当研究所ではさらにこれらのデータを応用した「情報デザイン・プロデュース」の領域へも業務を拡大、さまざまな事業や提言活動を推進しております。

【当研究所の調査・研究の特色】

◎経済産業統計の再編加工による、地域や業種・海外比較・時系列分析などさまざまな角度からの専門分析サービス。

◎国や地域、都道府県の産業連関表の作成と、それらを活用した産業活動・投資・立地などの波及効果の分析。（オーダーメード）

◎GIS（空間情報データベース）やタウンページ（電話帳DB）を活用した、マーケティングをはじめとする立体的な分析サービス。

産業連関表（Input Output Table、I-O表）とは、
一定の期間(通常1年間)、国や地方自治体など一定の地域内で行われた財貨やサービスの流れを、産業間および産業と最終需要（家計・政府・海外な ど）間の取引としてマトリクス化した一覧表です。ある産業の生産のために投入された原材料・労働力・資本などの費用構成（Input）と、その生産物 が原材料としてどの産業に、また最終生産物として家計などの最終需要部門にどのくらい売れたか（Output）の関係が示されるためI-O表とも呼ばれ、産業ごとの生産構造や販売構造を見ることができます。このため、経済構造の把握や経済波及効果の試算などに用いられる重要な加工統計です。